お名前: そんし
前評判にちょっと踊らされた格好で公開初日の邦画「今度は愛妻家」を観てきました。
主演の豊川悦司の演技は「愛の流刑地」以来なのですが、残念ながらあのころから、あまり成長していない印象でした。私の個人的な印象ですからね、ファンなら当然全く違う事を言うでしょうけれど。
主演女優の薬師丸ひろ子のようなおちょぼ口女優は、滑舌の悪い某を除き、好きな方なのですが、この映画での新婚のようでもあり熟年のようでもある年齢不詳な演技は、設定全体を理解するのに障害でした。
ほろっとくる場面がいくつかあったので、そこそこの評価をしてもよいと思いますが、映画館を出たあとにくる充実感のようなものが全くなかったので、おすすめというほどではありません。
たぶん出演者数と場面数がとても少なかったので、なんとなくスケールの小さい舞台芝居を観ているような気分だったからかもしれません。最近は製作委員会方式で映画を作ることが多いので予算はいっぱいあるように思っていましたがそうでもないのでしょうかね。
この映画のキャッチコピー「夫婦にはさよならの前にやらなければならないことがある」という意味は後半で突如理解できるようになっていますのでネタバレ禁止映画ですね。
でも問題のない場所だけお話しするなら、心の微妙なすれ違いがテーマで、一年前の夫婦での沖縄旅行の回想シーンを織り交ぜながら駄目な4人のだめっぷりがストーリー展開していくといった感じです。
男達には、後悔する前に、ちゃんと愛妻家をやっておきなさいよと伝える効果のある映画です。結婚している方ならぜひ夫婦で観に行かれるといいと思います。
観た人だけに理解できる話ですが、エンディングの場面で、薬師丸ひろ子演じるさくらが、何気なく触れていたクリスマスツリーに、あの無くした指輪がズームアップで引っかかっていてほしかったなぁ。
そんし
[2010年01月17日01時50分]
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