お名前: マック
つくづく関心するのは、
3時間20分、イスに座って見ていた
ということである。
ロードオブザリングの(2)で途中2回
トイレにいったことあり。
[2009年12月18日06時00分]
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お名前: 四角五角
山崎豊子原作、渡辺謙主演「沈まぬ太陽」を観てきました。
物語は2部構成です。第一部は主人公・恩地は熱心な組合活動のあげく左遷され、御巣鷹山での惨事で遺族の接待役を任じられ企業と遺族との間で苦悩する様を描いています。
第2部では企業改革をもくろんだ政府の思惑で新しい会長の側近となり組織内の不正を暴くが、政治の都合により企業改革は中途で終わります。
日本航空があの手この手で映像化を阻止した原作の映像化です。正直言うと内容はありきたりです。御巣鷹山事件があるから企業が特定できるだけで、物語の大筋はよくある企業もので、誠実で情熱家の主人公と出世を選んだ親友のすれ違いと破滅というものです。3時間20分という長丁場ですが、出演俳優と脚本が良いのでだらだらした感じはないです。それはさすがです。
この映画の中で私が感情移入できる役柄が3人。主人公・恩地と出世街道を選んだ行天。そして、労働組合活動で恩地をかばい情熱家でありながら懲罰人事で心折れ行天の手先となりつつも最後は不正を暴く八木。
この映画の妙は主人公を渡辺謙にしたことではなく、裏切り者の行天を三浦友和にしたことではないかと思う。三浦友和はその容貌からして恩地の役を演じてもよかったし、もっとクリーンな役柄でもよかったと思う。しかし、この行天を三浦友和が演じることで単なる裏切り者という悪役ではなく、時代が行天という役割を必要としただけで、悪とが善とかいう勧善懲悪では割り切れない人間関係を演出できたと思う。
で、結局悪役のイメージが強いのが政治家と官僚とマスコミ。マスコミや官僚は企業にたかる寄生虫だね。都合次第でどうとでも動く。時の首相を加藤剛が演じているのでクリーンなイメージが残るけれど、中曽根元首相なんですよね。この時の首相って…。
この映画を見終わって思ったこと。日航も小さい。この映画に対して名誉毀損とか色々言っているけれどこういう時は我関せずを通して黙殺を決め込めばいいのに。もしくは撮影協力だけでもすれば企業イメージがあがると思うのだけれど。
あと、最後に恩地がアフリカの大地で人の営みの小ささを感じるけれど、それってなんだろう。企業の中であくせく働いている自分とアフリカの大自然の大きさを比して、人の営みの小ささを思い、悟りを開いたようなことを言っている。でも、彼が終盤動いてきたのは航空機事故の遺族の為。なんか、ああした事故で亡くした人のことも小さな事と言い放っているような気がします。少なくとも事故を起こした側の人間が言ってはいけないだろう…。
評価
☆×3>感動!
[2009年11月17日19時08分]
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