テーマ:映画】「チェンジンリング」

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お名前: 四角五角
 クリント・イーストウッド監督アンジョリーナ・ジョリー主演「チェンジンリング」を観てきました。

 物語は、1920年頃のアメリカ。平凡な母子家庭の朝から始まります。何気ない日々の中、ある日突然息子が家からいなくなってしまう。夜になっても帰ってこない母親は警察に捜査依頼をするも12時間以上の失踪でなければ捜査はしないという素っ気ない言葉。不安な夜を過ごすも息子は帰ってこない。ようやく警察は行方不明になった息子の捜査を依頼を受理してくれたが、一向に進展はない。警察の腐敗を糾弾する教会勢力のラジオ放送がLA市民の支持を集めていた頃、行方不明の息子が見つかったという知らせ。喜び勇んで息子を迎えに行く母親。しかし、列車から降りてきた子供は息子ではなかった。本当の息子を求めて母親と警察の戦いが始まるのであった。

 正直、あまり見に行く気はなかったのですがイーストウッドが監督しているというのと、当初見に行こうと思っていた映画を観る気分ではなかったのでこの作品を選んだのですが、結果は当たりでした。
 この映画を観て怖かったのはこの話しが実話だという事。当時のアメリカ警察は汚職と怠慢と賄賂の巣窟で腐敗の極だったらしいのです。だから、市民からの風当たりが強くなった警察は市民から注目を浴びている児童行方不明事件の解決で警察で汚名返上を狙ったわけです。しかし、その手法は別人を連れてくるという本末転倒な解決法。母親が自分の息子ではないと主張する姿が目障りになると精神病院に強制収容させるという無法ぶり。しかも、精神病院の収容されたのは彼女だけではなく、警察に対してじ邪魔な存在は精神病院に強制収容させているというから当時の警察の腐敗ぶりがよくわかる。
 そして、この事件の結末は児童連続殺人事件へと結びつく。

 まあ、他人事ではない話しです。最近も日本で似たような冤罪事件がありましたからね。
 
 子供を失った母親を迫真とまではいきませんが、アンジョリーナは熱演してました。さすが6人の子供を持つ母親です。実際、この手の話しは子供を持った親には他人事ではないですからね。でも、元々褐色の肌の女性ですから白人ぽっく肌を白くするとどうにも肌のあれば目立っていたように見えます。30年代のファッションもなんですが、髪型は上映当初は違和感がありました。

 この映画の音楽。これもイーストウッドが担当していたんです。ジャズにも造詣が深くピアノ演奏もプロ級の腕前だとか。多芸ですね。

 フィクションという言葉で誤魔化してで事実を曖昧にする「オーストラリア」と自国の恥を映画化した「チェンジング」。監督の度量の違いなのか?

 評価
 ☆×1>料金分の価値はあり
[2009年03月05日01時06分]
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