お名前: 四角五角
今年の大河ドラマの主役も演じて、若手俳優のトップ妻夫木聡主演の映画「感染列島」を観てきました。
物語はフィリピンで発生した地域でのインフルエンザの隔離と治療の現場から始まります。フィリピンでのインフルエンザはなんとか治まったかに見えたが、日本の地方都市の養鶏所で鶏が大量死する事件が起こる。そして、その地域でインフルエンザらしき病気が発生する。最初にその患者を診た病院は基幹病院としてWHOから派遣された医療オフィサーと共にこの新型の感染病と戦うのだった。
この季節になるとテレビは新型インフルエンザを取り上げているので、身近なテーマとして面白かったです。というより、ちょっと怖いです。
話の展開もネタバレになりますが初めはインフルエンザということで話は進みますが、じつは!!というノリになります。これが逆に伝染病の恐怖心を煽ります。確かに人類を脅かす伝染病はインフルエンザだけではないですからね。でも、インフルエンザで高熱を発して血を吐くのだろうか?それに、マスコミの責任の重要性もあげてますね。養鶏所があたかも伝染病の発生源として初期に報道する様は、怖かったですね。
妻夫木聡はこの病院の中堅医師として地域に密着した医師を演じ、ヒロインは嘗て主人公が学生の頃の研究室で助手として勤めていた恋人を壇れいが演じています。実年齢としても年齢差があるのですが、実際WHOの医療オフィサーになるにはそれなりのキャリアーが必要なので主人公と同年代というのは無理があるらしいです。でも、この年齢差から生まれるこの恋人同士の関係が、ただの同年齢同士の恋人の話よりも物語をふくらませている気がします。ヒロインの壇れいは毅然とした女医とかわいげのある女性とをうまく演じてましたね。壇れい、派手な顔立ちではないけれど、品のある綺麗な女性だな〜。
全体としてネタも真実みがあって面白かったのですが、あえて言えばラストの妻夫木聡の演技。「妻夫木叫び」と私は思うのであの演技はどうもパターンというか定番過ぎて飽きます。また、そのシーンもなんだか唐突な場面過ぎてあざとさが目につきます。
エンディングでこの感染病での日本の被害が出るのですが、死者が1200万人と全人口の1割で、感染者は半数近くという数字でした。実際これだけの被害が出たら、国力はどれほどの損害を受けたでしょうね。ちょっと大げさのような気もします。そして、日本でこれだけの被害が出た感染病が日本国内で済んでいるというのもちょっと無理があるような、ないような。まあ、発生源が都心ではなかく、早期に在日外国人が日本を退去したという設定もありましたが…。
評価
☆×1>料金分の価値はあり
[2009年02月10日19時26分]
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