お名前: そんし
本当はアクション映画かカーチェイス物でも観たかったのですが、めぼしい映画がなかったので、「トランスフォーマー」を観てきました。
ネタバレがありますので、これから観るかたは飛ばして下さい。もっともネタバレで観た方が、この手のものはツッコミいれながら観られますので面白いかも知れません。
一応CG映画にしては、アクションもカーチェイスもありましたけれど、実写ほどの迫力を感じなかったのは、やっぱりCG映画では、全てがミスの無い完璧な映像になってしまうからでしょうね。
やたらうるさいだけで、全く中身がないというのは、最近のこういうたぐいの映画の特徴になっていますけれど、トランスフォーマーの中身のなさ加減には、開いた口がふさがらないほど驚いてしまいました。
宇宙から無機質な生命体、要するに生きているロボットが侵略してきて、その中の、いい種族と悪い種族が、永遠のエネルギー源のキューブを奪い合い戦うというのが、まあストーリーといえばストーリーのようなものです。
しかし、登場する人物に必然性が全くなく、ハッカーやメカおたく少女などというのが出てくるのはいいのですが、その役割がほとんど無意味。
キューブのありかが刻まれているメガネの争奪戦だったばすが、いきなり実はキューブはすでに発見されていて、メガネは何の意味もなかったり。じゃあそこまでのストーリーは何だったのってつっこみをいれるまもなく、この手の変な展開が次々と出て来ます。
実は昔火星で目撃されていた、なんて話が唐突に出て来て、いまのめまぐるしい展開なら、今日まで火星でぐずぐずしていてすぐに地球に来なかったのはおかしいでしょう!とつっこみたくなったりね。
また、なんで普通の少年にキューブを託して走らせる必要があるのか、全く説明がなかったり、キューブを、敵の手に渡すくらいなら、よいほうのロボットの胸の中で爆発させるというストーリーだったはずなのに、最後はキューブを悪いロボットに与えてしまい、それが原因でなぜか敵は死んでめでたしめでたし。
悪いロボットの手に渡れば地球が滅亡するとか言ってたはずなのに、あれはどうなっちゃったんだろう??などと、もう後半はストーリーもなにもあったもんじゃない、というメチャクチャな展開のまま、いきなり終わってしまいます。
おいおい敵は深海に沈めちゃえば安心なんて、わざわざパート2用に中途半端な解決方法を取る必要はないでしょう!
でもあのロボットは、どうみてもガンダムでしたから、興行主にとっては日本での成功を強く意識した映画だと思います。おや監督は違う考えなのかなってシーンがいくつかありましたけれど。ストレス解消に観たつもりが、メチャなストーリーにすっかりストレスがたまってしまいました。
[2007年08月27日17時59分]
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