テーマ:無期懲役刑相当の私刑

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お名前: そんし
「さいたま市教育委員会は13日、市立大宮西高校の男性教諭(57)を停職3カ月の懲戒処分にしたと発表した。」というニュース記事を見ました。盗撮のようですが、そんな中身のことはこのさいどうでもいいのですが、あわせて「男性教諭からは13日に退職願が出され同日、依願退職した。」と発表されています。

昔なら、これで一件落着、本人も退職したことだし、これ以上は責めても酷だから、終わりにしましたという発表内容で完結する話題です。

ところがネット社会の恐ろしさが、ここからスタートすることに、さいたま市教育委員会もそれを取材した取材陣も、ほとんど気づいていません。たぶん依願退職して、汚点を消そうとした本人もまだ気づいていないかも知れない。

さいたま市教育委員会がいくら匿名で公表しても、職員の懲戒処分や異動情報は公告する義務があるので、いずれ実名で公開されます。

さいたま市では「県立学校教職員 人事異動表(一般教員の部)」としてネット上でもしっかりと公開しています。

職員の異動情報などをもとに、懲戒処分のあった職員の実名をネットに拡散させることを日常的にやっている人はたくさんいます。

趣味である場合の人、行政サービスを個人でやっているつもりの人、社会正義としてやっている人など、目的はさまざまですが、とにかく、誰かが必ずやっている。

ですから、昔と違って本人がいくら依願退職してもみ消そうとしても、公告内容はネットであっという間に拡散して、永久に消えない情報になり、知らない人はいない状態になるのです。

家族は悲惨なことになるでしょうね。退職しようが、転職しようが、遠くに引っ越そうが、娘が嫁ごうが、孫が学校にあがろうが、情報はどこにでもついていく。教師を聖職などと勘違いしている人がいるかぎり、子々孫々まで永久に許されない事になってしまうのです。

この私刑(リンチ)は無期懲役刑に等しく、凶悪殺人犯などと、ほぼ同等の罪で裁かれるといっていいでしょうね。

ネット社会の恐ろしさに、もう少し注目すれば、公務員の人事だからといって、本当にすべて公告すべきなのか、再考する必要があるように感じます。もっとも、公告などなくても、関係者の口から外部に必ず漏れますので、拡散は止まらないでしょうけれどね。

社会的に問題のあるようなことを、たった一度でもやったことのある人の情報は、名前で検索すると、ドドッと出て来てしまう。

そうすると、まるでパンを一個盗んで一生逃げ回ることになったジャンバルジャンのようになってしまう。

自由のない国の公権力がやっていたような個人情報の管理を、今はネット社会がみずからやりはじめているわけですから、窮屈な世の中になったと言えます。

そんし

[2015年05月15日07時22分]
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