テーマ:国の滅び方?

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お名前: 広嗣
 日本で「国」という場合、国土を指す場合もあれば、中央政府を指す場合など、色々な使い方があります。「お国はどちらですか」と聞かれて「日本」と答える人は、余程のひねくれ者でない限りは、現代の日本ではいないでしょう。尤もこんな質問の仕方自体今はないのかもしれませんが。この場合の国は、相手の出身地のことです。江戸時代までは都道府県でなく国が置かれていました。そんな時代の名残なのでしょう。

 英語に国を訳そうとすると、状況に応じてcountry, nation, state, government, the authorities, landなど多種多様な訳し方が可能になります。

 ところで、国旗と国歌を和英辞典で見ると、「national flag」と「national anthem」となっています。「National」はご存知のように「nation」の形容詞ですが、「nation」には「国民」の意味があります。つまり「national flag & anthem」は「国民の旗と歌」ということになりますが、日の丸と君が代を日本の国旗・国歌と主張する人も、反対する人も、果たしてどれだけの人が国旗・国歌を「国民の旗と歌」と考えているのか、非常に疑問に感じています。国旗・国歌法案についての政府の説明や与党が強行採決で成立させたことを見ると、政府や与党に国旗・国歌が「国民の旗と歌」だという認識があるとは到底思えません。日の丸・君が代に反対する人も、反対するが対案を示さないという点で、同じく「国民の旗と歌」と考えているとは思えません。

 ここで言う「国民の」は、「国民の連帯と協調を表す」と言い換えても良いかもしれません。「お上」への忠誠やご奉公という意味での「国民の連帯と協調を表す」意味なら、確かにどちらにとっても国旗・国歌は「国民の旗と歌」なのでしょう。こうしたことは日本が欧州のような「国民国家の成立」を経ずに「近代国家」に移行したことが背景にあるのでしょう。

 日本の国旗・国歌を英語に訳すなら、「the government’s (authorities’) flag & anthem」の方が相応しいのかも知れません。


[2004年07月26日00時23分]
お名前: 四角五角
 なるほど。日本という国がアメリカの州になためにはえらく面倒で長い手続きが必要なんですね。憲法廃止の為の憲法改正をしなくてはいけないというのには驚きましたが、確かに公のものを無くすにはその根拠となるものが必要ななんですね。

 そんしさんが表現していた
>日本は「象徴的世襲終身王制」の国。アメリカは「選挙による任期王制」である大統領制の国。
 は言い得て妙ですよね。でも、日本がアメリカの州になったら皇族は晴れて一市民として生きていけるのですね。あり得ないけれど、皇族が大統領になったらものすごいでしょうね(^^)

[2004年07月12日21時10分]
お名前: そんし
日本は「象徴的世襲終身王制」の国。アメリカは「選挙による任期王制」である大統領制の国。
双方の憲法を取り入れた新憲法を制定する「対等合併」はありえませんから、日本側の憲法を全廃する「吸収合併」しかありません。国としての体裁は「滅び」ということになるわけでしょうね。昔懐かしい死語「国体」の滅びということでしょうか。
[2004年07月08日06時52分]
お名前: 広嗣
 普段日本政府を「アメリカ合衆国日本州」と揶揄するけれど、国民の意志としてアメリカ合衆国日本州になる可能性は低いでしょう。あり得るとすれば、日本政府の破産の方が、現実的かもしれません。だから、国民の意志という話は、飽くまでももしもという仮定の話になりますが、両国首脳の署名の他に国会の承認と批准が必要になるのでしょう。アメリカ合衆国で州憲法がある聞いた記憶がないので、日本国憲法を廃止する手続きも必要になるになるでしょうね。ただ、現行憲法に憲法改正の規定はあっても廃止の規定はないので、一旦廃止の規定を盛り込んだ改正をした上で改めて廃止の国会議決と国民投票をするという二度手間になりそうです。

 それにしても日本で圧倒的多数の国民が(特に根拠はないですが75%以上を想定しています)、アメリカ合衆国の州になることを望んでも、アメリカ合衆国国民との「相思相愛」になる可能性は0に近い気がします。

 実際は初めにも書いたように、日本政府が破産して国民が離散する危険の方が現実的な問題という気がします。


[2004年06月28日01時41分]
お名前: 四角五角
 このトピックスの最初にも書いて、広嗣さんも指摘していたアメリカ51番目の州になることって、純粋に方法論として可能だとしたら、どの様な過程が必要なんだろう?日本国民が「アメリカ人になりたい!」と圧倒的多数が願った場合ですが、簡単に両国首脳による合併の意思を確認するだけの書類にサインするだけで可能なのかな?
[2004年06月27日00時33分]
お名前: 広嗣
 そんしさんの書き込みを参考にしながら四角五角さんの書き込みを勝手に補足すると、国の滅び方は、次の3つに大別できそうです。

甲 他国の占領または併呑(併合)
乙 革命や禅譲による政権の崩壊
丙 自然災害などによる国民の離散

 日本は1945年に甲の形態の滅亡がありましたが、このことを意識している人は、余りいないのではないでしょうか。何故なら、敗戦直後にそれまでの大日本帝国憲法に従って東久邇宮内閣が成立し、連合国軍(実質的にはアメリカ合衆国)の占領も、間接占領でしたから。

 日本では乙の形態は考えにくいですが、小松左京の『日本沈没』ほどではなくても、各地で地震や自然災害が多発して人が住めないほどに国土が荒廃するとか、例えばアメリカ合衆国の51番目の州になる形での滅亡は、強ち荒唐無稽とは言えない気がします。

 モヘンジョダロのように自然の変動で国が滅びた例は確かにありますが、しかし、現代の「アフリカの飢餓」もそうですが、結局は人災です。或いは疫病が原因でも、HIV/AIDSやエボラ出血熱にしてもそうですが、きっかけは人間が作ったものです。HIV/AIDSと国の滅亡は、直接関係はないですが、結局国は人間が作り人間が滅ぼしてきたことになります。


 中国史は丙も勿論あったでしょうが、甲と乙の歴史であったと言えます。殷以降中国にその名を連ねる国は、禅譲や革命で滅び(同時に禅譲や革命で成立し)、或いは周辺の異民族の手で滅ぼされてきました。


[2004年06月20日01時25分]
お名前: そんし
体制を温存した政権交代は、いくら交代しても制度が複雑になっていくばかりで、動脈硬化が進むばかり。ここで一気に根本からひっくり返せば、法もすべて新法になってすっきりする、というのが革命ですよね。

ですから革命とは、「若返り」であって、滅びるのとは違うと思いますけれど。滅びるというのは、そこの国民が、全滅したり、他国に離散したりして、国家が無くなってしまう状態を指すのではないでしょうか。四角五角さんの定義は、「国が滅びる」のではなく、「国の権力者が滅びる」状態と言えばいいのでしょうかね。

では本当に国が滅ぶときの滅び方には、どんなのがあるでしょう。

ひとつは、国家を維持できないほどの自然災害で自然消滅的に滅びる場合。紀元前にはそうやって滅びた国家が数知れずあったみたいですが、当時なら国民全員で他の地に移住する事もできました。現代では隣国に侵略する以外方法はありません。できなければ国は滅亡、国民は漂流難民です。
砂漠化など、人間が生活できないほどの劣悪な環境になった場合や、極悪ウィルスで国民全員が病死した場合も同様で、なんだか近い将来、ありえそうだから恐いです。

もうひとつは、核攻撃などで国民全員が抹殺される戦争になって負けた場合。
他国からの侵略者に全国民が虐殺され、ほぼ絶滅させられたアメリカインディアン国家の滅亡はこのクチですね。

あとは国民全員が政治体制に嫌気がさして、他国に逃散してしまって、だあれもいなくなった場合。江戸時代の農民一揆じゃあるまいし、これは無いか。
いずれにしても、国家を形成すべき国民が全くいなくなれば「国の滅び」です。

でも実際に過去国が滅びたケースで一番多かったのは、やっぱり傾城の女の存在かなー・・・って?

[2004年06月16日22時19分]
お名前: 四角五角
 タイトル名にもある様に国の滅び方の疑問です。
 よく「日本はもう滅びる」とか「北朝鮮は滅びる」等と書いてありますが、実際に滅びるとすればどの様な過程を踏むのだろうかと思ってテーマを立てました。
 単純に国が滅びるケースというのは2パターン
 A・他国の占領もしくは併呑
 B・革命
 に分けられる思います。個人で言うところの自己破産も国家であると思いますが、韓国等の例ではIMF管理という形があるので経済破綻を国が滅ぶケースから外しました。
 ケースAの場合、現実的に見て他国の軍事占領から併呑というのは形は今のイラクを見て難しいと思うけれど(建前上現地国民による暫定政権を作りますからね)、東西ドイツの統一もあるから吸収合併は可能なわけですよね。となると、日本がアメリカの一部となる事は可能なことになる。この場合どのような過程を踏まえて実現するのだろう?それと北朝鮮と韓国の統一の場合、東西ドイツのの様な感じで統一が出来るのだろうか?(東西ドイツ統一の経緯も私はよく知らないのですがね^^;;)

 ケースBの場合、日本ではあり得ないけれど現実問題として日本で革命が起きた場合、他国の(この場合アメリカ)の干渉も無しに革命が成功する事は不可能だと思う。仮に成功したとすれば、この革命政権は国際的に認知されるのだろうか?また、革命がアメリカの介入(日本政府から要請があった場合と、アメリカ独断の行動を起こした場合があるけれど)により失敗した場合、現政権とアメリカの関係というのはどのように変化するのだろうか?
 北朝鮮での革命ですが、これは竜川爆破事件が金正日暗殺を狙ったものという報道もあり真偽は不明ですが、黒幕は何であれ仮に軍事革命が起きた時、世界はどの様に動き、革命軍はどの様に扱われるのだろう?金正日の生死如何によっても革命軍の扱いは変わるのかな?

 う〜ん、国の滅び方というのは結構難しいかも・・・・。
[2004年06月16日20時50分]
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