記事タイトル:茶飲話】テロリストのかなしき心を・・・(啄木)

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お名前: 江戸通   
 今は、なんといってもイラク攻撃をするのが、
アメリカ、イギリスとなるか。査察を延長した
国連軍になるかと言った点が焦点でしょうね。


> 一昨年に、この場面の女優さんが訪日しました。映画の時は、若
>いオバハンでしたが、来日した時は、立派なオバハンになってまし
>たねぇ・・・ アタリマエカァ・
 皆さんは、ディスカバリーチャネルをご存知ですか?(^o^6
 イスラエルは、クフィル戦闘機のエンジンに竹やり(鉄製)を装着
し、タイヤの前にカバー状の出っ歯を装着することで、赤外線探査型
の対空兵器やスティンガーミサイルの攻撃を25パーセント以上回避
出来たと主張しています。第四時中東戦争時の事しか、頭にないと、
世界の現勢は厳しいですね。
 ちばらぎ周辺を流している車ではないですよ、マッハ2〜3で飛ぶ
戦闘機を大いに有効利用しているんですと。
 イスラエルというのは、国是が社会主義で国民皆公務員?なんて冗談
ですよね。
 れれっ

[2003年2月5日 21時18分6秒]

お名前: ATTILA   
 「ココアのひと匙」石川啄木

 われは知る、テロリストの かなしき心を・・・
 言葉とおこなひを分かちがたき ただひとつの心を、
 奪はれたる言葉のかはりに おこなひをもて語らむとする心を、
 われとわがからだを敵に擲げつくる心を・・・
 しかして、そは真面目にして熱心なる人の常に有つかなしみなり。

 はてしなき議論の後の 冷めたるココアのひと匙を啜りて、
 そのうすにがき舌触りに、
 われは知る、テロリストの かなしき、かなしき心を。


 「テロルーー「不気味な」アジテーションの根拠と無根拠」(太田昌国)より
  http://www.jca.apc.org/gendai/20-21/2002/bukimi.html

 これは、ロシア帝国の圧政下で言論も封殺されたナロードニキが、
爆弾を抱えて皇帝の乗る馬車に攻撃をかけるに至る情景を指してい
るのでしょう。

 彼等はロシアをどうやって圧政から解放するのか激論の末に、皇
帝を爆殺するしかないという結論に達し、その任務に応じた誰かが
啜るひと匙の冷め切ったココア・・・

 ロシア帝国政府の弾圧で奪はれたる言葉のかはりに おこなひ
(爆弾攻撃)をもて語らむとする心・・・・・・

 あっと、ナロードニキとは、当時(って何時?(*_*))のロシア
の学生達の中に起こったブ・ナロード(人民の中へ!)という運動
に由来します。
 恵まれた階層出身である学生達が、下層人民の苦しみを知り、
下層人民を助けようという、現代用語で言えば人道支援NGO活動で
すね。そのナロードニキ達が、後には皇帝や貴族高官達の暗殺に走
るわけです。現代用語で言えば「自爆テロ」ですね。

 で、レーニン達の社会民主党左派(多数派;ボルシェビキ)=後
のロシア共産党は、ブ・ナロードを慈善主義、「自爆テロ」を冒険
主義と批判します。

 詳しい話への手掛かりは、上記URLを参照のこと。

 じつわ、目に止まったのは、この部分ではなく、中段くらいの以
下の部分です。

>・・・映画『アルジェの戦い』のいくつものシーンを思い出しな
>がら、一九六〇年前後フランス植民地からの独立をめざすアルジェ
>リア解放闘争の最終局面で用いられた「テロル」の戦術・・・

 『アルジェの戦い』を見たのは、ずっと昔ですが、このシーン
だけは覚えてます。というより、パレスティナ人の自爆攻撃のニュー
スに接する度に、このシーンを思い出させられてます・・・

 幼児を持つアラブのオバハンが、買い物籠に爆弾を隠して、フラ
ンス人専用レストランに入ります。で、テーブルの下に買い物籠を
隠し込むのですが、その時、隣のテーブルで子連れのフランス人一
家が食事している光景がオバハンの目に留まります。
 一瞬困惑した表情のオバハン・・・、結局、オバハンは爆弾を置
いたままレストランを出ます。
 数分後に砂塵を吹き上げて崩れ落ちるレストラン・・・

 一昨年に、この場面の女優さんが訪日しました。映画の時は、若
いオバハンでしたが、来日した時は、立派なオバハンになってまし
たねぇ・・・ アタリマエカァ・・・ (^0^)

 で、とあるTV番組で、その女優さんとともに、この話の本人が
ビデオで登場しました。今では本人も立派なオバハンでしたねぇ・・・
(この場面は、実話なんです。)


 話題変わって、『アルジェの戦い』には、拷問や虐殺で有名を馳
せたフランス第一空挺師団の場面もあります。

 拷問虐殺をやってるんではないかという記者団の質問に対して、
師団長曰く「我々は、対独レジスタンスとしてナチスと闘った。そ
の我々が拷問や虐殺をするわけがあるまい!!」
(この場面も、実話です。)

 で、このフランス第一空挺師団はユーゴに進駐してまましたが、
その一部は、米英独軍とともにアフガンのバグラム基地にいるはず
です。

[2003年2月5日 0時32分18秒]

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