記事タイトル:帝国主義の消耗戦

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お名前: かや 蚊帳 栢   
栢か加耶かについて、栢というのは、おそらく元の侵攻により
創出された文化とするのが、正しいと考えています。
  
詳説「日本史」詳説「世界史」(山川出版社)の新版を調べると、
   漢代 楽浪郡、帯方群
      高句麗、濊
      馬韓、弁韓、辰韓
 南北朝
    高句麗
    百済、伽耶(加羅)、新羅
 唐
    渤海 (一部は唐、突厥)
    新羅
というように、朝鮮半島周辺の勢力を説明していますね。
 また、米の伝播ルートは、揚子江の下流域を中心にして、
北部に、3ルート、中国の現在の南京、上海周辺から直接海
で2ルート(北部九州、南部九州)の2つが日本に到着した
ように見えるようになっています。
 また日露戦争後、第二次日韓協約が日韓併合の根拠となったと
しています。日露戦争後でも、一次と二次はダイブ性格が、異なる
ようですね。MSエンカルタ®を引いて調べてみると、この二次
協約締結派が、無謀な食料増産計画を持ち込み、それを、鵜呑みにした
政治家に責任があるという見解かなというものでしたが、まあネット
文化としては、正しいもの教科書的見解ではあります。
 日本的な解決というか、併合や占領というよな明白な事象によらない
というか、はっきりしないところが残る、すかないところですね。
 実際、義和団のような反日義兵の存在は、日韓両政府(李氏からすると
日朝)の悩みの種で、“ああなるからこうなる”から“あれが弱いから
これにかたせよう“というところが、敗因じゃないでしょうかね。
 韓日協約というと西大后の(いわずと知れた清の女帝)になるんじゃ
なかったかな、和(猫)には珠(半島)を渡しておけという主張が、
まじ目だったようなきがしたな。漢字資料には、残っているかもね。
 すくなくとも、新体簡略字ではなかったあたりにトラウマが入った
のが切欠だったような。モンゴル秘史が清末を扱ってくれていたらなあ。
  m(__)M    しばい 

 

[2002年8月4日 12時47分38秒]

お名前: しばい   
 明治30年代、日清戦争直前から日清戦争後の議論を大久保利兼氏の
議論に基づいて、抜粋して見ました。
 
 徳富蘇峰
  維新中興の為、海外膨張を図り、所為、軍備生産の拡張を達する。
 山路愛山
  最大の富豪のそれより更に大きな富をゆうし、
  更に有効なる活動を為し得べき国家の経営を
  待つのみ
 幸徳秋水
  「20世紀の怪物帝国主義」
   ああ帝国主義、汝が勢力は20世紀の天地をもって、
  寂光の浄土を現せんとするか!
  無限の地獄に堕せんとするか。
 特に、上記ニ論は、蘇峰は旧幕臣を中心とする議論で、愛山の議論は
西南雄藩が盛んに行った議論でした。
 1902年、ホブスンが「帝国主義論」を発表し、経済的に当時の
情勢を分析していますが、氏もこれら議論は、経済的分析こそ欠けて
いるが優れているとしています。
 現在でも、一般紙の社説等では、幸徳秋水の「寂光の浄土」こそ
帝国主義論で、浄土系宗派が帝国奉賛派だとする味方があるようですが、
秋水ですら、帝国主義は、天国か地獄と言って、反政府を主張するのみ
であった事に、私は注目しました。
 W杯で、大韓民国を「KOREA」、「COREA」、「COARES」
と呼んで応援している人々がいましたね。
 青島(仁川周辺か)で銃撃戦となりましたが、海上には、大量の国境越境
志願者がいるらしく、朝鮮民主主義人民共和国の対外的説明が発表されるの
ではなく、国防部会見込みを公表するだけという態度は、非難すべきでしょう。
   しばい

[2002年6月30日 10時20分1秒]

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