記事タイトル:河川を想定しない文明

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お名前: しばい   
 ホケノ山古墳っていうやつの、調査報告書を
入手しました。驚くほど。中米の遺蹟に似た、
構造もでていますね。やっぱりってこんなところかな?
 文書では、万葉集には、奈良盆地でも、広瀬川が、
御しがたい暴れ川として書かれている部分もあり、
古墳時代には、まだまだ、河川が有効に利用できたか
どうかということには疑問が多いようですね。
 かしけんの足利さん達の調査では、古墳時代には、河川
より少し高い土地が居住地とされ一度、河川と同じ高さまで
下がり、鎌倉期にかけて高い土地に移るという傾向があった
らしいですね。
 少なくとも一度は、焼畑や乾燥耕法のような農法も視野に
入れなければならないのかもしれませんね。
 日本ですから、あくまで、傾向だけではっきりしたもでは
ないかもしれませんね。(~_~;)
 板葺きの宮周辺は、特に、難しいとかおっしゃっていました、
あの人は、、、、
 (~_~メ)  しばい
 

[2002年5月9日 23時11分10秒]

お名前: げっ カンポーが帰ってきた。   
 インカでもそうなのですが、たまたま、インカ族の専制体制が
海外の勢力に寄った連合に打倒されて、西欧化が進んだとういう
ことらしい。確かに、ジャガイモでは荒地に肥料が少なくてすむ、
ということらしいですが、とうもろこしには、文明の成立程度の
生産力はあるらしい。
 一度、氾濫すると手に負えない河川が多く、河川を母体というか
中心とする文化は育ちにくかったということらしい。
 昨年、京都会議の関連で、アマゾン川の二酸化炭素排出量が、日本
の鉱工業生産並という報告が示すように、そんな位置付けといったところか
アメリカを文明として捉えたなら、アマゾン川にカンポウの新種を
探しにいった勢力が、政権復帰を企てているという表現がいいのかも
しれません。これが、何も、中米、南米だけではないだけなんですよね。
アメリカに、何百年もいるとそういう傾向が出てきちゃうらしいね。
 なんといってもNET文化の古典古代ですから影響も大きいですね。
 増田史観でも、アメリカに適用できないということなんでうがね、
史観というと型紙のように他に当てはめすぎだと考えたほうが、いいような
きがするんですね、私は。
  しばい

[2002年5月6日 11時3分48秒]

お名前: マック   
しばいさん こんばんわ

文明が成立する条件を読んだことがあります
それは世界4大文明の成立についてです。

農耕と牧畜の起源は、そもそも同じ地区から発生した。
それは大河川と気候の関係があって
農耕はジャガイモではダメなのです、小麦、稲のような穀物でないと
大規模な余剰人口を養えない。

牧畜は、その極初期が ヒツジ やぎ でその野生種の分布地域が
チグリス、ユーフラと重なるとか。

まあ この分野は日進月歩で、人類の起源については 毎年 通説が
更新されていますからね

[2002年5月6日 2時10分29秒]

お名前: しばい   
 南米を中心に発展したインカおよびアステカ文明は、
他の文明と違い、河川を中心とする文明ではありません。
 焼畑も河川が無い事を克服する手段であったのです。
とうもろこしが主食を主食と一般的に認識されていますが、
実は、有史以来、実験農場を有するという共通性を
両文明は有しているのではないかと推論されています。
 ジャガイモもそのひとつの要素であり、干して叩いた
ものが、いわば、お米の変わりではなかったかというのは、
最近学説として取り上げられたので驚いていたところです。
 同じ、アメリカでも、北米では、定住と言うよりも、
移住を前提にしたとうもろこしを中心とした、河川に捕らわれない
文明も実は、バイキング以前から発展しており、旧大陸呼ばれる、
アジア、ヨーロッパとは別のネットを築いており、その勢いは、
ある意味では、衰えていないようです。
 国土、市民、領域という旧大陸的世界観は、失われる寸前かも
知れません。
 小芋は、つぶして出切れば、干して後、料理すれば、とうもろこし
のような、早死に症候群を生まないらしいですね。
 アメリカは、徐々にですが、アメリカ文明を目指しているのかもしれません。

 日本史は苦手な人 しばい

[2002年4月27日 20時33分40秒]

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