記事タイトル:お茶話】 又兵衛桜  甘 興覇

書き込み欄へ 記事一覧に戻る
お名前: マック   
さすがは 甘さん
重量感あふれるMSGですね。
どうやって あっぷろーどしたのかな。こちらはオンライン書き
でもうしわけない、まあ おんらいん書きのほうが楽なんですけどね。

それにしても阪神は負けてしまいました。
しばいさんによると、巨人は、まだ優勝をあきらめたわけではない
とか。
巨人なんて、毎年 9月になっても まだ残り試合を全勝すれば
優勝出来るなんていっているチームなんですけどね。

[2002年4月8日 6時17分18秒]

お名前: 甘 興覇   
どもども、ここに書き込むのは初めてと思います、甘 興覇です。

えっと、先々週のページャで少しお話をしたのですが、先週末「又兵衛桜」
を見てきました。
「又兵衛桜」は奈良県の大宇陀町本郷にあり「瀧桜」とも呼ばれる樹齢300年
にも及ぶしだれ桜です。この「又兵衛桜」の名前ですが、これは後藤又兵衛に
由来します。この大宇陀町本郷の地には「後藤」姓の家が何軒かあり、”大坂夏
の陣”の後、逃れてきた後藤又兵衛がこの地に庵を結び、出家をして余生を暮ら
したといういう伝説が残っております。「又兵衛桜」はその敷地内に咲いたこと
からその名が付いたといわれています。

 本郷は大宇陀の中心地より2kmほど西になります。当日はものすごい人出で、
車を駐車場に入れるまで一苦労しました。
「又兵衛桜」は小川のほとり、石垣を積み段々につくられた水田の間に存在
しています。
大きいです、そして美しいです。特に風に吹かれ枝が揺れるときの美しさは、
言い様のないものがあります。
樹に近付くとわかるのですが、非常にひとつひとつの花が細やか。だから
風に吹かれるとき”優雅”とも思える美しさを見せてくれるのです。

実は、この「又兵衛桜」の西側だけは水田ではなく桃畑になっており、東側
から望むと背後に満開の桃を従えた姿を見ることが出来ます。これがまた綺麗
なのです。後ろの濃いピンク色がより桜の色を浮き上がらせてくれるのです。
 はい、満開の時に見ることが出来て、本当に幸せでした。

 それと、大宇陀は奈良県において、橿原市の今井町、奈良市の奈良町ととも
に古い町並みが残されていることでも有名であり、ぶらぶらと散策するには
もってこいの町でもあります。
 さらにこの大宇陀は”薬”の町としても有名で、中でも史跡に指定されて
いる「森野旧薬草園」には江戸享保年間より守られている薬草園があり、ちょ
うどこの頃は”かたくり”がかわいい紫の花を咲かせはじめておりました。
またこの園を守っている森野家は現在「吉野葛」を製造販売しており、薬草
園への道すがら、葛の製造過程をかいま見ることもできます。

 はい、ほんとこの日はきれいなものをのんびりと見て過ごせましたです。

                        以上、甘 興覇でした。

[2002年4月7日 21時34分22秒]

このテーマについての発言をどうぞ。(管理の都合上書き込み時のIP情報を内部保存しております)

氏名
E-mailURL


半角カナは使用しないようにしてください。文字化けします。