記事タイトル:海軍四方山話

書き込み欄へ 記事一覧に戻る
お名前: 広嗣
 「発作マグナ」が「フォッサマグナ」の駄洒落と分からないと、通じないかな。

 因みにフォッサマグナ(ラテン語で「大きな裂け目」)はナウマン象にその名を残すエドムント=ナウマン(1854−1927)が命名したもので、糸魚川・静岡構造線はフォッサマグナの西の端に当たります。

[2004年03月03日01時26分]
お名前: ATTILA
 そういえば・・・ 昔々

 半月城さんが、縄文人は発作マグナを越えられなかったから、
東北への人口移動は渡来人が来てからとか言ってったような・・・[2004年03月02日00時58分]
お名前: ヘイ
>静岡県あたりかな。糸魚川・静岡構造線の影響か、

発作マグナじゃ、有馬専科!

[2004年03月01日22時29分]
お名前: 広嗣
>一航;艦長!真ん中のペラが回ってますぅっ・・・!(^_^?

> えー、それまでの戦艦はスクリューが二軸だったのが、戦艦
>「扶桑」から三軸になったのだそうです。つまり、真ん中のス
>クリューは止めなかったのね。(笑)

 実際に操舵はしないにしても、艦長たるもの、他の戦艦との違いくらいしっかり把握しておいて欲しいですね。(^o^)

>>関西では時々 こんな旅館CMがながれます。
(中略)
>愛知県に在住していたおりには、流れてましたね。

>どこらへんが境目なんだろ?

 静岡県あたりかな。糸魚川・静岡構造線の影響か、太平洋側はこのあたりが境界になるようです。

[2004年03月01日01時45分]
お名前: ATTILA
 「有馬兵衛」の「兵衛」が屋号らしいですね。屋号というより、
温泉の権利のグループというべきか・・・

 有馬温泉は、昔はどっかの寺社の縄張で、氏子というか檀家と
いうか、そんな感じで各々の湯治場を管理していて、屋号みたい
なもんがついてるそうです。

 うちは「兵衛グループ」の暖簾ですよつうことらしいですね。
[2004年02月29日23時43分]
お名前: ヘイ
>関西では時々 こんな旅館CMがながれます。
>「ありまひょえの紅葉閣へ」 当然字は
>「有馬兵衛」
>関東とかにはこのcmは流れないんですよね

愛知県に在住していたおりには、流れてましたね。

どこらへんが境目なんだろ?

[2004年02月29日18時41分]
お名前: グーグー
ごんべえねた 

関西では時々 こんな旅館CMがながれます。
「ありまひょえの紅葉閣へ」 当然字は
「有馬兵衛」
関東とかにはこのcmは流れないんですよね
一応 ご連絡まで[2004年02月29日11時03分]
お名前: ATTILA
 両舷停止!!!

 えー、軍艦の艦長さんが、なぜ偉いのかというと、自分で
ハンドル握らないからですね。そこが、飛行機の機長と違う
ところ。(^○^)

 で、昔々、「扶桑」という新型戦艦が出来て公試の時に、
艦長が「両舷停止!」と命令したそうで、水兵は命令どおり
「扶桑」の両舷を停止した。

 ところが、艦はゆっくりと前進し続ける。

艦長;ラダーっ!両舷停止命令が聞こえんのかっ!!
水兵;命令通り、両舷停止しましたっ!
艦長;じゃ、なんで進んでるんじゃぁ!
一航;艦長!真ん中のペラが回ってますぅっ・・・!(^_^?

 えー、それまでの戦艦はスクリューが二軸だったのが、戦艦
「扶桑」から三軸になったのだそうです。つまり、真ん中のス
クリューは止めなかったのね。(笑)

ラダー → 舵取り係
一航  → 一等航海士

[2004年02月28日23時41分]
お名前: 広嗣
 ヘイさん、RESをありがとうございます。

 個人的には「ごんべえ」→「ごんのひょうえ」は考えにくいと思います。だから本来の読み方は、「ごんのひょうえ」なのだろうと思っています。

 「ごんべえ」と言うと、後から烏が飛んできそうで困ってしまいます。まぁ、ヤタガラスなら喜ぶ人もいるのかもしれませんが。

[2004年02月08日02時17分]
お名前: ヘイ
上村彦之上 → 上村彦之丞 でした。

[2004年02月07日15時14分]
お名前: ヘイ
> 全く話が変わりますが、嘗て海軍の重鎮に山本権兵衛がいました。
> 私などは「権兵衛」を「ごんのひょうえ」と読むのですが、最近は
> 「ごんべえ」の方が一般的になっているのかな。

一枚の写真が「歴史への招待」17に掲載されてまして、右から、山本権兵衛・東郷平八郎・上村彦之上でした。

「ごんのひょうえ」という人物を知らなければ、「ごんべえ」ということになっちゃうんじゃないでしょうかねえ。戸籍での登録は人それぞれですから、一般的な読み方を適用するしかないです。



政界でよく使われる「打診」という言葉ですが、本来は内科医の専門用語です。
手の平を当てて、トントンとやるあれですけど、聴診器という手もありますですね。

海軍と内科医の検診がどうして結びつくのかというと、潜水艦のアクティブソナーが打診なら、聴診器はパッシブソナーということになりますでしょうか。

映画で見られる潜水艦のシーンで、ピコーンピコーンという音はアクティブソナーだと思います。本来、潜水艦はこんな音出しちゃうとまずいんだけど、雰囲気を出すための効果音として使っているのでしょう。

[2004年02月07日15時11分]
お名前: 広嗣
>なぜ海軍なのかというと、「ちっく」は駆逐のことで、「すいらい」は水雷な
>んでしょうねえ。「ほんかん」はよくわかりません。

 「ほんかん」は軍艦を指しているのでしょうけど、由来は想像できないですね。

 きのう偶々「乙女チック」という言葉を久しぶりに耳にしたのですが、つい「『悪い虫』を追い払う人」を連想してしまいました。(^_^;)


 全く話が変わりますが、嘗て海軍の重鎮に山本権兵衛がいました。私などは「権兵衛」を「ごんのひょうえ」と読むのですが、最近は「ごんべえ」の方が一般的になっているのかな。

[2004年02月06日00時14分]
お名前: ヘイ
子供の頃にやった遊びで「ちっく・すいらい」というのがありました。

じゃんけんと将棋と鬼ごっこを混ぜ込んだようなゲームでした。

グループをふたつに分ける。それぞれのグループについて、「ほんかん」・「ちっく」・「すいらい」と役割分担を決める。「ほんかん」はひとり。「ちっく」は多数。「すいらい」は少数。強弱はじゃんけんぽんの間柄。「ほんかん」は「ちっく」に勝ち、「ちっく」は「すいらい」に勝ち、「すいらい」は「ほんかん」に勝つ。もちろん、味方同士では意味がない。ゲームは、「ほんかん」がアウトになったら終了。タッチされたらアウト。

なぜ海軍なのかというと、「ちっく」は駆逐のことで、「すいらい」は水雷なんでしょうねえ。「ほんかん」はよくわかりません。

あんまり面白い遊びではなかったと思います。やっぱり、夏は野球、冬はサッカーでしたかね。

コーエイのPCゲーム、「提督の決断」IVをやってますけど、「三国志」と変わんないね。
世界中の海域を線でつないで、海域を世界制覇すれば勝ち。海域からは金・石油・鉄鋼・アルミなどの資源が得られる。今のコーエイ「三国志」とコンセプトは同じです。

[2004年02月04日22時51分]
お名前: ATTILA
>>ツッコミ待ってたのに (ToT)/~~~
>>海の男と空の男には注意注意ということで・・・・・・・・・・

> ♪娘さん良く聞けよ/山男にゃ惚れるなよ

 もとは、炭鉱の唄なんですって。

 ♪山がドンとくりゃよぉ・・・ってのは、炭鉱災害でやんすな。
ま、その日稼びとはいえ、女房子供を養えたわけですから、その
層の独身者はいい稼ぎだったんでしょう。
[2004年02月04日21時47分]
お名前: 広嗣
>>英語ならアテンションですけど、アテンジオンと発音するのは何語でしたっけ?

> 初め独逸語かと思ったけれど、(中略)一体どの言語なんでしょう。

 きのう書き込んだ後でattentionが「ラテン系」なのに気付きました。そこで本屋で(−_−)イタリア語辞典で調べたら、attenzioneでした。綴りだけで見ると、「アテンジオン」に近いと言えますが、発音は[atentsione]です。

 因みに葡萄牙語も違います。

 いずれにせよ「ラテン系」なのは確かです。ここまで来て「ローマ人」が語源といわれるルーマニア語はどうなのだろうと気になってきました。(^_^;)

[2004年02月04日01時03分]
お名前: ATTILA
 後進は「ゴー・スターン(go astern)」ですね。

 山本周五郎の「青べか物語」の川蒸気(通船)の船長さんの昔語り
で覚えてます。

 川蒸気の船長さんは、適わぬ恋の想い人がいたんですねぇ。で、その
想い人が、毎日、通船の桟橋際に出てくる。

船長「その桟橋が近づくと、いつもゴスタンを出します。それから、
スローアヘを出して、桟橋をゆっくり過ぎていくのです・・・・」

 船長さんの船は、巡速航行しているのに、わざわざ逆進をかけて、
それから、ゆぅっくりと桟橋を過ぎて良くのですねぇ・・。適わぬ恋人
どうしの、言葉も交わせぬ恋・・・ うるうるでんなぁ・・・ (^_^)

 後方は、asternですね。ゴスタンと言います。フルスタ(ン)、
スロスタ(ン)とか言いますね。

 陸(オカ)では、ほとんどつかわないです。使う場面がないもんね。
[2004年02月03日02時15分]
お名前: ATTILA
 ちゃうちゃうぅ・・・

> 直訳すれば、右舷で出港、左舷で帰港。(Port out Starboard home)

右舷: starboard, starboard side
左舷 port, port side.

 つまり、POSH(ポッシュ)は、「左舷で出港、右舷で帰港」ざんすねぇ・・・ (^_^?

 これで、おいらが海の男じゃないのはわかったでしょ。(^ ^)v

[2004年02月03日01時44分]
お名前: ATTILA
 海軍用語ではないと思いますが、POSHという言葉があります。
これは、VIP待遇を意味します。

 直訳すれば、右舷で出港、左舷で帰港。(Port out Starboard
home)
 これが、船客の最上等の待遇なのだそうです。つうことは、昔は
途中で船室を移動したのだろうか?といまだに不思議です。

 今でもスッチィーも使うんだそうです。そりゃそうだよね。他の
客にも聞こえるのに、”この人、VIPよぉっ!”なんて言えない
もんね。


 どなたか、お調べあれかしぃ。

 なお、現代のカナモノトンボでも、乗客の乗降は左舷ですよね。
これは、船の習慣が踏襲されているのだそうです。

[2004年02月03日01時24分]
お名前: 広嗣
>多分、ドイツ語のschonではないかと。(oにはウムラウトがつきます)
>シェーンがなまってシャンになったのだと。
>今では死語となった、美人をあらわすシャンがこれだとか。

 それは知りましぇーんでした。でも、「Schon」は「美しい」とか「麗しい」という意味だそうですから、「しゃんと」とは関係なさそうです。

>英語ならアテンションですけど、アテンジオンと発音するのは何語でしたっけ?

 初め独逸語かと思ったけれど、独逸語は「Achtung」だし、フランス語は英語とつづりは同じだが、「アタンスョン」、エスパーニャ(スペイン)語は「atencion」、中国語は「zhuyi」だし、コリア語は「chui」、ロシヤ語は「внимие(vnimanie)」、バスク語は「arreta」、マジャール語は「figyelem」。一体どの言語なんでしょう。

>ちなみに、タイという国名もタイでは通じません。タイランドと言います。

 「Thai」という単語もありますが、「タイ人」とか「タイ語」という意味になります。


>ツッコミ待ってたのに (ToT)/~~~
>海の男と空の男には注意注意ということで・・・・・・・・・・

 ♪娘さん良く聞けよ/山男にゃ惚れるなよ


>ゴーヘー

 反対語は「ゴー・スターン(go astern)」だそうです。

[2004年02月03日01時21分]
お名前: ATTILA
 失礼しました、go ahead!は、方向指示であり、単に”前進”という
程度の意味だそうです。(そなこと知るか!おいらにゃかんけねぇ!(^○^))

 船の速力指示はFull、Half、Slow、Dead Slowの4段階です。全速で
航行する場合には船長より「フル(Full)アヘッド」のオーダが発令
されます。

 大概、全速前進、半速前進、低速前進、微速前進で、けりつけるわ
けですな。飛行機と違ってDead Slows aheadでも、絶対に墜落しませ
んから。(^○^)

 ゴーへーつうのは、あるんですよ。[2004年02月03日01時12分]
お名前: ATTILA
 ”肩振り”ってのもありますね。これは日本語。

 これも、もとは海軍ネタですから、戦艦三笠(横須賀)でも、
氷川丸(横浜)でもいいですが、ブリッジ(艦橋)に立って、
前方を睨みながらラダー(舵輪)を握ってる自分を想像してみ
て下さい。で、交代要員が来た時に、当番から外れた相棒が、
”おい、肩振ろうじゃないか?!”と声を掛ける・・・

 ”肩振る”とは、”語らう”という意味です。つまり、キャ
ビンに戻ってティーなどしながらだべろうよということなんす。

 これも、港町には残っていて、知り合いが岸壁なんかでぼん
やりしてる小生を見つけて、遠くから両肩を揺すったりします。

 おっ、飲み屋か茶店に誘ってるなと、わかるわけ。(^○^)

 小生は、当然、両腕を上に上げて○!!です。(^○^)
[2004年02月03日00時32分]
お名前: 海から来た男
ツッコミ待ってたのに (ToT)/~~~[2004年02月02日11時01分]
お名前: ATTILA
 わしゃ、海の男ではないぞえ (^○^)

 海辺の町によく行くので、漁師とか、船員とかによく
接近遭遇するのよん。

 ゴーへーは、ゴロがいいみたいで、飲み屋のオバハン
なんかも、酔っ払いを追い出すときに言いますね。

 もう看板よっ!!かぁちゃん待てるんでしょ!!
ゴーへーゴーへー!(さっさと返りな!)とかね。(^○^)

[2004年02月01日17時43分]
お名前: グーグー
ちと ずれた話題を ←いつもそんなこといってる  (=▼ェ▼=)v-~~~
 えー 年末のグットラック見たあたりから空のサイトめぐりしてるんですけど
うたがらわしいパイロットややたら専門用語並べてるやつやら いかがわしいことおびただしい。でっ まともなパイロットサイトに見分け方を質問したら訳わからんメールの後だんまり決められて ふと気がついた 「こいつも"偽" だ」と
何を信じたらいいのか わかりましぇーん (@_@。
海の男と空の男には注意注意ということで・・・・・・・・・・

 [2004年02月01日11時18分]
お名前: ヘイ
広嗣さんへ

>この「シャン」の語源は何なのでしょう。私見では語源は英語のattentionです。

多分、ドイツ語のschonではないかと。(oにはウムラウトがつきます)
シェーンがなまってシャンになったのだと。
今では死語となった、美人をあらわすシャンがこれだとか。

>Attentionと聞くと普通「注意」を思い浮かべる

英語ならアテンションですけど、アテンジオンと発音するのは何語でしたっけ?

>英語を母語とする人には「curry and rice」と言わないと通じないそうです。

ちなみに、タイという国名もタイでは通じません。タイランドと言います。

[2004年02月01日10時19分]
お名前: ATTILA
 「ゴーへー」つう業界用語がありますね。

 とろとろやってると、エライサンが”なにやってんだ!
ゴーへー!ゴーへー!”なんてやります。

 飲んでるときに、何か始めようという雰囲気の時の掛け声
も”ゴーへー!”。これは、イッキ!イッキ!つう感じかな。
語源は、go ahead!です。

 船員さん、漁師さん、海事関係者なんかが普段使ってます。

 ちなみに、go ahead!は、並速前進のことです。全速前進は、フルアヘ。
低速前進はスローアヘです。(^ ^)


[2004年02月01日00時53分]
お名前: 広嗣
 「シャンとする」という言葉があります。尤も実際は命令形で使うことの方が多いと思います。この「シャン」の語源は何なのでしょう。私見では語源は英語のattentionです。

 Attentionと聞くと普通「注意」を思い浮かべるのではないでしょうか。確かに「注意」という意味があり、この場合はattentionと太字のところにアクセントが来ます。ところがattentionには「気を付け!」の意味もあり、この場合はattentionと発音します。更に縮めて「'shun」ということもあります。

 旧日本海軍は用語や制度を連合王国(イギリス)から導入しました。「'Shun」も一緒に入ってきて、広まっていったのではないかと想像しています。


 暫く前に「横須賀海軍カレー」が注目されました。私達が良く口にするカレーライスは、英国海軍に起源があるらしく、日本国内には旧帝国海軍から広まっていったようです。

 余談ですが、英語を母語とする人には「curry and rice」と言わないと通じないそうです。

 他にも案外旧帝国海軍を通じて広まった英国起源のものが結構あるかもしれません。

[2004年02月01日00時30分]
お名前: ATTILA
水雷艇の夜襲
作詞:大和田 建樹
作曲:瀬戸口 藤吉
著作権:不詳




一、
月は隠れて海暗き
二月四日の夜の空
闇をしるべに探り入る
我が軍九隻(くせき)の水雷艇
二、
目指す敵艦沈めずば
生きて帰らじ退(しりぞ)かじ
手足は弾に砕くとも
指は氷に千切るとも

三、
朧(おぼろ)げながらも星影に
見ゆるは確かに定遠号
いざ一うちと勇み立つ
将士の心ぞ勇ましき

四、
忽(たちま)ち下る号令の
下(もと)に射出(いだ)す水雷は
天地も震(ふる)う心地して
目指す旗艦に当たりたり

五、
走る稲妻打つ霰(あられ)
襲わば襲え我艦を
神はいかでか義に背(そむ)く
敵の勝利を護るべき

六、
見よ定遠は沈みたり
見よ来遠は沈みたり
音に響きし威海衛(いかいえい)
早や我が物ぞ我が土地ぞ

七、
ああ我が水雷艇隊よ
汝の誉は我が軍の
光と共に輝かん
かかる愉快は又やある

八、
敵の関門破れたり
敵の海軍亡(ほろ)びたり
我指す処は今は早や
四百余州(しひゃくよしゅう)も何ならず


明治二十八年

[2003年12月05日05時05分]
お名前: ATTILA
水雷艇の夜襲
作詞:大和田 建樹
作曲:瀬戸口 藤吉
著作権:不詳
http://www.d1.dion.ne.jp/~j_kihira/band/midi/suiraitei.html



・・・・ほとんど寝ぼけてたり




一、
月は隠れて海暗き
二月四日の夜の空
闇をしるべに探り入る
我が軍九隻(くせき)の水雷艇
二、
目指す敵艦沈めずば
生きて帰らじ退(しりぞ)かじ
手足は弾に砕くとも
指は氷に千切るとも

三、
朧(おぼろ)げながらも星影に
見ゆるは確かに定遠号
いざ一うちと勇み立つ
将士の心ぞ勇ましき

四、
忽(たちま)ち下る号令の
下(もと)に射出(いだ)す水雷は
天地も震(ふる)う心地して
目指す旗艦に当たりたり

五、
走る稲妻打つ霰(あられ)
襲わば襲え我艦を
神はいかでか義に背(そむ)く
敵の勝利を護るべき

六、
見よ定遠は沈みたり
見よ来遠は沈みたり
音に響きし威海衛(いかいえい)
早や我が物ぞ我が土地ぞ

七、
ああ我が水雷艇隊よ
汝の誉は我が軍の
光と共に輝かん
かかる愉快は又やある

八、
敵の関門破れたり
敵の海軍亡(ほろ)びたり
我指す処は今は早や
四百余州(しひゃくよしゅう)も何ならず


明治二十八年

[2003年12月05日05時04分]
お名前: ATTILA
 二十世紀の映像から、かの「アドミラル・シュぺー」の映像です。

No.118  独戦艦シュペー号自沈(1939.12.17)
モンテビデオ港のシュペー号、戦死者の棺多数、上陸する乗組員と
士官たち、自爆するシュペー号(空撮)

 「二十世紀の映像」のNo.118 のところをクリック、要リアル・
プレーヤー
http://www.bunmeisha.co.jp/eizo/eizo_syosai03.html


[2003年11月30日03時20分]
お名前: ATTILA
 えー、海軍は海軍で面白いので、四方山話のスレッドです[2003年11月30日03時19分]
このテーマについての発言をどうぞ。(管理の都合上書き込み時のIP情報を内部保存しております)

氏名
E-mailURL


半角カナは使用しないようにしてください。文字化けします。