お名前: ヘイ
歴史、ちょっと小話
http://www.interq.or.jp/saturn/mugenten/rekisi/reco/recoindex.html
その中から、「天皇制を廃止しようとした信長?」について
サブタイトルには、「◆神になろうとした信長?◆」とありますね。
天皇制と宗教とでは問題の次元が違うんじゃないでしょうか。関連性はあるにしても。天皇制については、利用価値がないと信長が判断したのは間違いないでしょう。
話は変わるけど、三国志で孫策にまつわる話。この当時、呉の国では于吉仙人が民衆の間でたいそうな人気であった。孫策から見れば、為政者の立場から非常にゆゆしき問題であると判断したのでしょう。民衆を指導する者(トップリーダー)が一国に二人も必要ないわけですからね。于吉仙人が宗教団体のトップであったとは言わないが、まあ似たようなもんでしょう。少なくとも、民衆のほとんどは于吉仙人に追随してたわけだし。
時空間を越えて、徳川家康の話。岡崎にいたおりは、一向一揆に悩まされたという。何しろ、一気勢には家臣の一部も入っていたわけですから。
してみると、戦国武将から見て宗教団体なんて使えるうちは重宝するけど、コントロールできなくなると、非常にやっかい。邪魔な以外何者でもない。信長からすれば、「宗教(神)が欲しくば、吾をあがめよ。」といった程度なのでは。
[2006年05月03日15時45分]
|