記事タイトル:海賊

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お名前: 船長
日本ではいつ頃から海賊(行為)があったのか?・・・少し調べて見ました。
雄略天皇紀の十二年(468年)・播磨の国御井隈(みいくま)の文石小麻呂(あやしのおまろ)と言う人物が商客の舟を止めて荷物を奪った記述あり。また、承平三年(933年)には南海道海賊起こり12月17日付けにて『南海国々海賊、未従追捕遍満』と言う状態の記あり、同四年七月には兵庫允在原相安が諸家の兵士や武蔵の兵士を率いて海賊追捕に発向しており、また土佐日記の紀貫之の中にも、土佐から京への海路の途中の海賊の襲撃を恐れた記述もあるので、瀬戸内を始め、沿岸界隈に、海賊と呼ばれる集団が横行していた様子が分かります。・・・方や、特に藤原純友の乱(承平六年・936年)の記述は興味を引きますね!  なかなかのものです。
[2006年05月03日15時24分]
お名前: 船長
面白い昔話がありました!・・・海賊と山賊の定義???。
北条氏の家臣に、三浦氏(三浦水軍の血を引く御仁かな?)を名乗る人物の見聞録には、『ある人はいくさ(戦)舟の侍衆を海賊の者と云いければ、その中の一人この言葉を咎めて曰く・・・昔より山賊、海賊と言う事、山にありて盗みを為し、舟にて盗みするを名付けたり。文字読みも然り也。侍たるや盗みする者ある。海賊とは言語道断曲(まが)事かな!物知らぬ木石なり』と
叱られて御方は、『其れでは、船乗りの侍をば何と呼べば宜しいか教えてくれ』と。怒った最初のお方も返答に困ったと記されております。それでも他説の例を調べるに面白い事ばかり!
海賊行為に関する国際法の概念は、『海上における強奪』・公海上において船を其の合法的所有者の所有或いは管理から奪う行為。また商海での盗賊、海上での他人の財貨を強暴な手段にて奪い取る者、強盗と略奪の目的で巡回する者、海上における盗人、埠頭において盗む者も含むと。
これらは海運大国のイギリス他・ヨーロッパの定義。日本の或る学者さんは(海賊とは海上を根拠をゆうして、海上を横行して他の財物を略奪する賊』と記す。・・これらは皆、盗賊行為を基準としている説ですね。山賊のイメージ其の物です!・・・其れとは別の船長好みのお話を次回に話す仕度をしておきますので、暫くのご猶予を!
[2006年05月03日14時08分]
お名前: ATTILA
 海賊って、日本じゃ「水軍」とも言いますね。村上水軍、九鬼水軍などが有名どころでしょう。「倭寇」も海賊でしょうね。

 近松門左衛門の浄瑠璃に「国姓爺合戦」というのがあります。これは、明の海賊でしょう。
[2006年05月03日12時32分]
お名前: 船長
まぃらさん、参謀さん、海賊のこと、今少し賑やかに話し合いましょう!・・・面白いテーマですね。
本当に居ました!・・かと。・・・歴史を見返して、海の賊(今回は海族の話は控え目に)の姿を訪ねましょうね!
[2006年05月01日12時18分]
お名前: 参謀
多分港の町の人たちがお金に困って賊をし始めたのが海賊だと思います。
国内では、山賊が多いですし・・・たぶん、お金がらみかと
[2006年04月04日13時44分]
お名前: まぃら
海賊って皆憧れますよね??
海賊ってそもそも本当にぃたんでしょうか??
[2006年03月06日14時03分]
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